
格安航空会社(LCC)のエアアジアXが運行している台北桃園空港(以下:台北)から関西国際空港(以下:関空)行きのフライトを利用したのでそのフライトの様子を紹介します。
初めてエアアジアを利用しましたが”座席が狭いので少し追加料金を払ってでも足元が広い座席やフルフラットシートがいいな(特に長距離線)”と感じました。
また、8月のお盆連休にも関わらず追加料金を払ってもおよそ¥13,000とかなり安く購入することができるので格安航空会社は「国内旅行やアジア圏の旅行にはどんどん使っていきたいな」と思いました。
「エアアジアってどうなの?」「座席って狭いの?」などエアアジアに乗ったことがない方向けの記事です。
・台北-関空線のフライトの様子
・台北市内から台北桃園国際空港へのアクセス
Contents
エアアジアの座席を一番前に変更した理由
全てのLCCの座席に当てはまるわけではありませんが、1度のフライトで多く人を運ぶLCCの座席は国内線・国際線問わず狭いです。
体感的にはANAやJALなどのフラッグキャリアと比べて5~6cmほど狭く”国内線の座席”に近いです。
小柄な方でしたら気になりませんがほとんどの大人(特に男性)は肩が当たることもあります。
僕は「日本の国内線並みに狭い座席では耐えられない」と思いエコノミークラスの一番前の座席にしました。
エアアジアXの座席は5種類
エアアジアXのシートの種類は全部で5種類で通常のシートからビジネスクラスのようなフルフラットシートなどがあり、事前にアップグレードをすることができます。
プレミアムフラットベッド(ビジネスクラス)以外はUSBポートがなくスマホの充電ができないのでモバイルバッテリーを持っていきましょう。
スタンダードシート(エコノミークラス)
一番スタンダードなシートで座席指定やアップグレードを行わない場合はこのシートになります。
JALやANAでいうとエコノミークラスに当たる座席です。
前の座席からの距離:28インチ(70センチ)
ホットシート
エアアジア公式サイトより引用
ホットシートは飛行機前方の非常口付近にあるシートで、スタンダードシートに比べ足元にかなり余裕があるシートで「足元は広々としたい」という方にオススメします。
また、優先搭乗も利用することができ飛行機の乗り降りがとてもスムーズです。
僕も今回利用したのはこのホットシートで、スタンダードシートに¥3,000ほど追加料金を払いましたがとても快適で「払ってよかった」と思いました。
前の座席からの距離29インチ(73センチ)
1.12.14列目の席は足元が20.3インチ(53センチ)※座席幅はスタンダードシートと同じです
プレミアムフラットベッド(ビジネスクラス)
エアアジアで唯一のフルフラットシートで、ビジネスクラスに当たります。
横になることができるのでとてもゆったりしながら目的地に行けるだけでなく、以下の特典がついています。
- 受託手荷物無料(40kgまで)
- 機内食
- 座席指定
- USBポート
- 優先搭乗
- 枕と掛け布団
他にも機内エンターテイメントやSONYのノイズキャンセリングヘッドホンなどの特典がありますが、この台北-大阪線は含まれません。
路線や時期によって異なりますが料金はスタンダードシートの2~3倍ほどです。
前の座席との距離:59インチ(149センチ)フルフラットのリクライニングが可能で隣の座席とは仕切りで区切ることができます。
クワイエットゾーン
ノイズを最小限に抑えた座席で10歳以上で乳児を帯同していない場合に利用することができ、機内前方にあります。
なるべく静かにフライトを過ごしたい方に向いている座席で、特別照明がついています。
座席の幅などはスタンダードシートと同等です。
ツインシート
スタンダードシートが2つ隣り合った座席でカップルに向いています。
中央に座席がなく、2人だけなので友達同士やカップルで気兼ねなく利用することができます。
エアアジアXで台北から関空へフライト
それでは実際にエアアジアXの台北-関空線に乗った時のことを紹介します。
往路の関空-台北間はピーチを利用しました。
エアアジアは台北桃園空港の第一ターミナルを利用するのですが、搭乗ゲートがターミナルの一番奥なので余裕を持ってゲートまで行くようにしましょう。
この日は台風の影響でエアアジアに関わらず、ほとんどの日本行きのフライトが遅延や欠航になっていました。
関空行きの便は1時間の遅延だったので、僕はプライオリティパスを利用してラウンジでくつろいでいました。
ホットシートを利用
座席は最前列のホットシートを利用しました。
予め予約時にスタンダードシートに追加料金を支払って
- ホットシートにアップグレード
- 機内食
- 優先搭乗
を追加していたので、当日もかなりスムーズに搭乗できましたし足元も広く快適でした。
また、エコノミークラスの最前列だったので謎の優越感がありました(笑)
さらに今回のフライトでは僕が座った列には僕以外の乗客がいなかったのでとても優雅なフライトでした。
前方にはフルフラットベッド(ビジネスクラス)の座席しかありません。
今回のフライトのシート配列は3-3-3です。
後ろにはスタンダードシートが並んでいたので、前の座席との距離を見てみましたが、狭そうでした。
機内食や機内販売のカタログがあったのですが、とてもボロボロでした。
機内食は期待しない方がいい
機内食は3種類から選ぶことができ、今回はローストチキンにしました。
量がとても少ないので”間食程度”といったところです。
味は普通なのですがANAやJALなどのフラッグキャリアの機内食と比べてしまうと、どうしても見劣りしてしまうのでエアアジアXの機内食はあまり期待しないほうがいいです。
そこは「LCCだから仕方ない」と割り切ってしまいましょう。
エアアジアXの台北-関空間のフライトの概要
エアアジアの台北-関空間のスケジュールや使用するターミナルを紹介します。
機体はエアバスのA330-300です。
スケジュール
関空-台北間は月・火・水・金にそれぞれ1便ずつの計週4便運行しています。
便名:D7383
出発:21時45分
到着:23時45分
所要時間:3時間2020年3月30日〜
関空:22時発
台北桃園:23時50分着台北桃園(TPE)→関空(KIX)
便名:D7382
出発:16時55分
到着:20時25分
所要時間:2時間30分2020年3月30日〜
台北桃園:15時55分発
関空:19時45分着
エアアジアは台北桃園空港の第1ターミナルを使用
台北桃園空港には2つのターミナルがありエアアジアを含むLCCと一部のフラッグキャリアは台北桃園空港の第1ターミナルを利用します。
あらかじめ利用する航空会社がどちらのターミナルを利用するかを確認しておきましょう^^
台北桃園空港から台北市内へのアクセス
台北桃園空港は台北市内から離れているので、電車か車を利用しなければなりません。
主なアクセス方法は
- Uber
- リムジンバス
- 電車
- タクシー
の4種類です。
タクシーは値段交渉があるので、中国語が喋れない場合はおすすめできません。
(なので今回は割愛いたします)
また、電車は安いのですが終電が23時代なの台北桃園空港についた時は利用できないので今回は利用しませんでした。
Uber
Uberはアメリカ初のライドシェアサービスで、タクシーよりも安く乗車することができます。
スマホ一つで配車をすることができ、あらかじめ目的地までの時間や料金がわかるので非常におすすめです。
僕は行きも帰りもUberを利用し台北市街のホテル-台北桃園空港間のおおよその料金は¥4,000でした。
登録の際には電話番号認証が必要なのであらかじめ登録しておくことをおすすめします。
リムジンバス
リムジンバスは台北桃園空港-台北駅を20おきに24時間運行しており、およそ¥500で乗車することができます、
所要時間は1時間で、台北駅までしか行かないのでホテルまではタクシーかUberを使うことになります。
また、深夜便が多いので深夜のリムジンバスは長蛇の列ができるのであらかじめ覚悟しておきましょう。
電車(桃園空港MRT)
電車は第1、第2の両方から出ており約40分で台北駅まで行くことができます。
運賃は片道およそ¥550円です。
【KKday】という台湾の旅行会社にて電車のチケットをお得に購入することができます。