
ニューヨーカーの朝食の定番といえばベーグルです。
街のいたるところにベーグル屋さんがあり、通勤や通学途中で立ち寄りコーヒーと一緒に焼きたてのベーグルを買っていくのが定番のスタイルです。
本記事では「たくさんのベーグル店があって選びきれない」や「ニューヨークの美味しいベーグル店が知りたい」という方のためにニューヨークの美味しいベーグル店を3つ紹介しています。
今回紹介しているのは
- Ess-a-Bagel(エッサベーグル)
- Pick-A-Bagel(ピックアベーグル)
- Russ&Daughters(ラス&ドウターズ)
の3店です。
また、記事の後半では英語でベーグルをオーダーする際の会話例を紹介しています。
Contents
ニューヨークではベーグルが人気
ベーグルはニューヨークでの定番の朝食メニューでマンハッタンやブルックリンなどのニューヨークのいたるエリアにベーグルのお店があります。
それぞれのお店がオリジナルのレシピで朝早くから焼きたてのベーグルを提供しています。
ベーグルとクリームチーズのみなら3~5ドル程度とニューヨークにしては安いので多くのニューヨーカーが毎朝の朝食にするのも納得です。
おすすめのベーグル店を3つ紹介
今回僕が紹介するベーグルのお店は全てマンハッタンにあるもので比較的タイムズスクエアの周辺にあります。
どれも人気店で行列ができていましたが、とても効率よく注文をさばいていたので思っていたほど時間がかからずベーグルをいただくことができました。
Pick A Bagelとエッサベーグルはミッドタウンに、Russ & Daughtersはイーストビレッジにあります。
どこも地下鉄やUberを駆使して簡単に行くことができるのでアクセスに困ることはありません。
Ess-a-Bagel(エッサベーグル)
Ess-a-Bagel(エッサベーグル)は1976年に開業したニューヨークの老舗ベーグル店で、一度は日本にも上陸したことがあリます(現在は閉店)。
ここは”口コミ件数は驚異の2,000件超え”のいつも混雑しているほど大人気のお店で、マンハッタンで最も人気のあるベーグル屋さんの1つです。
観光客や近隣のオフィスに務めるビジネスマンがこぞって並ぶので中に入ってもすごい列でした。
店内には席がたくさんあったので座って食べることができます。
種類豊富なベーグルとトッピング
創業以来、店内で作っているベーグルはとてもボリュームがありもちもちで、パンだけで持ち帰りたくなりました^^
このベーグルの種類だけで17種類もあります。
トッピングの種類もたくさんあり、クリームチーズだけで20種類以上もあるので毎日通っても飽きないと思います。
ちなみに日本語のメニューもあるので英語がわからない方でも安心です。
ターキーバーガーを注文。
とても美味しかったのですが厚みが凄くて口に入りきりませんでした。
この大きさならブランチやランチ代わりにもなります。
アクセス・営業時間
タイムズスクエアから歩いて10分ほどなので地下鉄を使うまでもありません。
(地下鉄を使っても8分はかかります)
営業日 | 毎日営業・不定休 |
営業時間 | 月~金:6時~21時 土・日:6時~17時 |
住所 | 831 3rd Avenue(between 50th & 51st street), New York,NY,10022 |
最寄駅 | 34 St Penn Station:1,2,3番線 34 St Herald Sq:B,D,F,M線 |
公式サイト | https://www.ess-a-bagel.com/ |
Pick-A-Bagel(ピック・ア・ベーグル)
Pick-A-Bagel(ピック・ア・ベーグル)は1988年に開店した老舗ベーグル店です。
現在はコロンバスサークルの南側にある8th Ave店と5番街の北側にあるLexington Ave店の2店舗を構えています。
(Googleマップで検索すると5店舗出てくるのですが、公式ホームページには上記の2店舗のみ掲載されていました)
今回は朝からアメリカ自然史博物館に行く予定だったので8th Ave店に行きました。
店内はそれほど広くなく、お客さんのほとんどが近くのオフィスで働くビジネスマンや警察官だったのか持ち帰りをしている人が多かったです。
注文をするカウンターの奥には15~6種類のベーグルが並んでいます。
クリームチーズのスプレッドはまるでアイスクリーム屋さんのようにディスプレイされていて個性的でした。
ベーグル以外にもクッキーやフルーツなどのサイドメニューも豊富でした。
エッグ&チーズとアイスカフェラテをオーダー。
写真だとうまく伝わりませんが、意外と大きくてお昼までお腹が減りませんでした。
アクセス・営業時間
Pick-A-Bagelはタイムズスクエアから歩いて10分で行くことができます。
(地下鉄ですと通り過ぎてしまいます)
タイムズスクエア以外から来られる方向けに最寄駅も紹介します。
営業日 | 年中無休・不定休 |
営業時間 | 6時~22時 |
住所 | 891 8th Ave,New York NY 10019 |
最寄駅 | 7 Avenue駅:B,D,E線 |
公式サイト | http://pickabagelnyc.com/ |
夜まで営業しているので夜食として買いに行ってもいいですね^^
Russ&Daughters (ラス&ドウターズ)
最後に紹介するRuss & Daughters(ラス&ドウターズ)僕がニューヨーク滞在中に食べたベーグルの中で一番美味しかったベーグル店です。
1914年創業という100年以上もの歴史のあるこのお店はマンハッタンとブルックリンに計4つの店舗があり、そのうちの1つはカフェなのでゆっくりと食べることができます。
ここはアメリカの有名シェフである故アンソニーボーディン(Anthony Bourdain)氏が選んだ”死ぬまでに食べるべき13の食べ物”の第8位にランクインしているほどの有名店です。
朝一でエンパイアステートビルで眺望を見た後に行ったのでマンハッタンにあるTHE SHOPと呼ばれているお店に9時半頃に行ったのですが、お店に入るとかなり混んでいました。
お店に入ったらまずは番号札をもらってください。
番号を呼ばれるまでは店内をゆっくりと見ることができます。
クリームチーズはキャピアクリームチーズに変えるのがオススメだそうで、ほとんど人が店員さんに勧められていました。
なぜか僕は勧められませんでした(泣)
名物のスモークサーモン。
厚く切ったスモークサーモンとクリームチーズをベーグルに挟んだ”クラシックベーグル&ロックス”が有名です。
店内にもサーモンをはじめとした様々なシーフードが陳列されていました。
トマトと玉ねぎ入りのクリームチーズをサンドしました。
パンを焼いてもらったのでサクサクで美味しかったです^^
カフェもあります
Russ & Daughtersは先ほど紹介した店舗から徒歩5分のところにカフェバージョンのRuss & Daughters Cafeがあり、ここではビールやワインなどのアルコールを飲むことができます。
このカフェはニューヨークタイムズが選んだ”ニューヨーク内にある最高のレストラン10選の1つ”です。
カフェの営業時間や住所は以下の通りです。
営業日 | 年中無休・不定休 |
営業時間 | 月~金:9時~22時 土・日:8時~22時 |
住所 | 127 Orchard Street NewYork,NY 10002 |
最寄駅 | Delancey 駅:F,M,J,Z線 |
公式サイト | http://www.russanddaughterscafe.com/ |
アクセス・営業時間
Russ & Daughtersはロウアーマンハッタン(マンハッタンの南側)なのでタイムズスクエアからですと地下鉄かUberなどの配車サービスで約20分です。
営業日 | 年中無休・不定休 |
営業時間 | 月~水:8時~18時 木:8時~19時 金~日:8時~18時 |
住所 | 179 E.Houston Street New York,NY 10002 |
最寄駅 | 2nd Avenue駅:F線 |
公式サイト | http://shop.russanddaughters.com/welcome |
近くにはニューヨーク屈指のショッピング街であるSoHo(ソーホー)や最寄駅から地下鉄のF線に乗ってブルックリンに行くこともできます。
僕はベーグルを食べた後、ブルックリンに行きました^^
ベーグル店でのオーダー方法は簡単
ベーグルをオーダーする際は
- ベーグルの種類
- ベーグルにサンドするもの(具)
- トーストするかしないか
- 店内で食べるか持ち返るか
の4つの項目を決めます。
あとはこれを実際に店員さんに伝える(聞かれるので答える)だけです。
実際のオーダーの流れ
僕がオーダーした時の流れを完全ではありませんが、再現しました。
僕:Hi,Can I have Plane bagel(ベーグルの種類)with cream cheese,salmon,onion,(ベーグルに挟む具)?
店:Sure.Would you like it Toasted?(店によっては聞かれないこともあります)
僕:Yes.Please.
店:Anything else?(他に何か頼む)
僕:Can I also have a large size coffee?
店:To go or for here?(持ち帰り?店で食べる?)
僕:For here.
店:Perfect. Your order is gonna be $〇〇.(料金は〇〇ドルね)
という流れです。
かなり文法が崩れていたり省略して聞かれることがほとんどですので、この流れを覚えておけば間違いありません。
- Anything else?
他に何かいる? - For here or to go?
For hereは”店で食べる”
To goは”持ち帰り”
を意味しています。
(テイクアウトは和製英語です)
ニューヨークに行ったらベーグルを食べよう
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ニューヨークには美味しいベーグルのお店がたくさんあるので、同じベーグルと言ってもお店によって全然違うので食べ比べてみると面白いです。
ベーグルとコーヒーを持ってニューヨーカー気分を満喫してみてはいかがでしょうか^^?