
ニューヨークにあるアメリカ自然史博物館(American Museum of National History)は映画「ナイトミュージアム」(Night at the Museum)の舞台として有名です。
ニューヨークを観光するうえで欠かせない場所の1つで子供も大人も楽しむことができる人気の博物館。
アメリカ自然史博物館の中でも大人気の恐竜コーナーをはじめ世界各国の動物や海洋生物、星空や宇宙の壮大さを楽しむことができるプラネタリウムなど1日中楽しむことができる場所です。
本記事ではアメリカ自然史博物館の
- 行き方
- チケットの料金、購入方法
- 開館時間や休館日
- 館内マップや展示物
について紹介しています。
Contents
アメリカ自然史博物館とは?
アメリカ自然史博物館はセントラルパークの西側のアッパーウェストサイドというエリアにあり、セントラルパークを挟んでその反対側にはメトロポリタン博物館があります。
1869年にセントラルパーク内に開館しましたが5年後の1874年に現在の公園の西側へ移設しました。
設立150周年という歴史ある博物館です。
地下1階地上5階建ての超巨大博物館です。
アメリカ合衆国第26代大統領であるセオドア・ルーズベルトの父親アメリカ自然史博物館の創設者の1人であり、ルーズベルト本人も狩猟好きで南米やアフリカを探検し博物館のコレクションにも貢献しているので正面玄関には銅像が置かれています。
アクセス
住所 Central Park West & 79th St,New York,NY 10024
アメリカ自然史博物館はセントラルパークの西側に位置しており入り口は色々な所にあります。
地下鉄 B・C線
地下鉄のB,C線に乗車し"81St Museum of Natural History"駅にて降車すると博物館の入り口の目の前まで行くことができます。
駅名にも"Museum of Natural History"と入っているのでわかりやすくていいですよね。
79st側には博物館直結の入り口があるので雨の日も濡れずに入ることができます。
バス M79・M10のバス
バスで行く場合はM79もしくはM10に乗車します。
- M79のバス:メトロポリタン美術館がある公園の東側からセントラルパーク内を通って博物館のある西側へ行くバス
- M10のバス:セントラルパークの西側のコーナー(コロンバスサークル)から乗ることができるバス
Uber
Uberを使うとタイムズスクエアから5ドルで行くことができます。
かなり安くニューヨーク中を移動できる配車サービスUberはとてもオススメで昼間はもちろん、「夜間に移動する際に地下鉄は怖い」という方にもおすすめです。
以下のページより登録するとクーポンをもらうことができ、タイムズスクエアからアメリカ自然史博物館の往復は可能です、
開館時間・休館日
基本的にはほぼ毎日開館していますがサンクスギビングデイ(11月の第4木曜日)とクリスマスの日は休館日です。
休館日:サンクスギビングデイ(11月の第4木曜日)、クリスマス(12月25日)
入場料 チケットの種類は3種類
アメリカ自然史博物館のチケットは公式サイトのチケット購入ページもしくは当日に博物館の窓口にて購入することができます。
チケットの種類は以下の3種類です。
一般展示を見ることができるチケットです。
大人:23ドル
子供(2~12歳):13ドル
シニア・学生(ID要):18ドル一般入場チケット+ワン (General Admission Plus One)
一般展示に加え特別展、IMAX、3D、プラネタリウム(Space Show)のうち1つを選んで見ることができるチケットです。
大人:28ドル
子供(2~12歳):16.50ドル
シニア・学生(ID要):22.50ドル一般入場チケット+オール (General Admission Plus All)
博物館内の全て展示、ショーにアクセスできるチケットです。
大人:33ドル
子供(2~12歳):20ドル
シニア・学生(ID要):27ドル※特別展、IMAX、3D、プラネタリウム(Space Show) は購入時に時間を選択します。
館内全てを回ろうとすると丸1日かかります。
主要観光スポットをお得に回ることができるので是非ご検討ください。
映画「ナイトミュージアム」の舞台!?
アメリカ自然史博物館は2006年に公開された映画「ナイトミュージアム」の舞台となった博物館です。
映画を見てから行くと映画のシーンを回想しながら楽しめること間違いなし!!
アメリカ自然史博物館の展示物や見所
アメリカ自然史博物館に展示されているコレクションは
- 恐竜コーナー
- 哺乳類コーナー
- 鳥類・爬虫類・両生類コーナー
- 生物の多様性コーナー
- 人類コーナー
- 地球・惑星コーナー
です。
博物館の館内マップはこちらからダウンロードすることができます。
恐竜コーナー
1番の目玉コーナーは4Fにある恐竜コーナーです。
とても人気があり常に混雑しているのでアメリカ自然史博物館の見学は最上階の4Fにあるこの恐竜コーナーから始めるのがおすすめです。
とても迫力のあるティラノサウルス(Tyrannosaurus rex)。
恐竜の王様とも言われておりT-Rexの愛称で親しまれています。
横から見るとその大きさがわかります。
ティラノサウルスの全体の化石は世界中で3体しか発見されておらずここで見ることができるのはとても貴重です。
3階ではティラノサウルスの特別展(T.rex)が開催中です。
1万年以上前にはたくさんいたマンモスも展示されています。
マンモスを見たのは2005年の愛知地球万博以来でした。
ティラノサウルスやマンモスにも負けない迫力だったトリケラトプス。
他のもたくさんの恐竜の化石が展示されていました。
奥に進んでいくと全長約340メートルもあるティタノサウルス(Titanosaur)が展示されています。
写真に収めきれないほどの大きさで、これはアルゼンチンで発見されたもののレプリカです。
哺乳類コーナー
1階から3階にかけて展示されているのがたくさんの哺乳類です。
アメリカ、アジア、アフリカなどの各大陸に生息している哺乳類が展示されています。
中でも代表する展示物はエークリーアフリカ哺乳類ホール(The Akeley Hall of African Mammmals)にあるこのアフリカゾウの大群。
ゴリラの親子。
北アメリカ大陸に生息している動物たちのジオラマはとても迫力がありかっこよかったです。
こちらはビックホーンシープ。
グリズリー。
パイソン。
他にもヘラジカなどの北アメリカを代表する動物がたくさん展示されていました。
鳥類・両生類・爬虫類コーナー
ここには大きな鷹をはじめとした鳥類や両生類が展示されています。
ペンギンやコンドルなども展示されています。
生物の多様性コーナー
生物の多様性コーナーでの1番の目玉はこの大きなシロナガスクジラをはじめとした海洋生物のジオラマです。
ホッキョクグマ。
セイウチはたくさん展示されていました。
このコーナーでは毎年人気のお泊まり会が開催されています。
子供のお泊まり会のみならずお酒も飲める大人のみのお泊まり会もあります。
人類コーナー
人類コーナーも1階~3階に渡り展示されています。
インディアンやオセアニアをはじめアフリカ、アジアなどの様々な民族が展示されています。
ここでの1番の目玉はナイトミュージアムでもおなじみのモアイ像です。
(ガムが大好きなガムガムです)
多くの人がここで写真を撮っていました。
こんな等身大の模型から
ミニチュアのものまで様々な民族の儀式や狩り、集落の様子や文化を象徴する工芸品など様々なものが展示されていました。
アステカやマヤなどの古代文明の遺跡のミニチュアもあります。
これはマヤ文明のものです。
1階には人類の進化の奇跡を辿るスピッツァー人類起源ホール(Spitzer Hall of Human Origins)がありアウストラロピテクスやクロマニョン人などの人骨が展示されています。
地球・惑星コーナー
人類コーナーを抜けると現れるのが思わず見とれてしまうほどキラキラしていて美しい宝石や鉱石たちです。
Star of Indiaと呼ばれている世界最大級のブルーサファイアも展示されています。
小さなものから大きなものまで無数の宝石や鉱物が展示されています。
1階のアーサー・ロス隕石ホール(Arthur Ross Hall of Meteorite)にある世界最大級の隕石がこのコーナーの目玉です。
この隕石はアーニートゥ隕石(Ahnighito Meteorite)と呼ばれておりグリーンランドにて発見され1897年にニューヨークへと運ばれました。
地球と同じ45億年もの歴史がある隕石です。
プラネタリウム・スペースショー
アメリカ自然史博物館の北側にある81stストリート側にあるのがローズ地球・宇宙センター(Rose Center of Earth and Sace)で、ここでは人気のプラネタリウムや世界最大級の隕石”ウィラメット隕石”を見学することができます。
このスペースショー ダークユニバース(Dark Universe)は非常に人気なのでチケット購入時に予約しておきましょう。
宇宙関連のグッズも販売されています。
アメリカ自然史博物館は1日かけて回ってもいいところ
人気写真スポットであるセオドアルーズベルトホールにあるルーズベルト大統領の像です
最後まで読んでいただきありがとうございます。
アメリカ自然史博物館はニューヨークというよりは世界を代表する博物館で1日中かけても全て回れるかわからない規模です。
ニューヨークへ訪れた際は是非ともアメリカ自然史博物館へ行ってみてはいかがしょうか^^?