
ラスベガスはアメリカの他の都市に比べて5つ星ホテルに安く宿泊することができます。
しかし、ラスベガスのホテルを見ていると下の方に”リゾートフィー(Resort Fee)$~”の表記を見たことがあるのではないのでしょうか?
本記事では「リゾートフィーってなに?」「いくらくらいするの?」という方に
- リゾートフィーとは
- 各ホテルのリゾートフィー
について解説しています。
Contents
ラスベガスのリゾートフィーとは?
ラスベガスのリゾートフィーとはサービス料のようなもので、宿泊者は1部屋につき指定されたリゾートフィーを必ず払わなければなりません。
リゾートフィーに含まれるもの
ラスベガスを含め、一般的にホテルのリゾートフィーに含まれるサービスは以下のものです。
・市内電話がかけ放題
・フィットネスセンターの利用
・コピー機やFAXの利用
・新聞(電子新聞も含む)
なぜ導入された?
僕を含め「なんでこんなややこしいシステムが生まれたんだ!」と思う方も多いのではないでしょうか?
リゾートフィーが生まれた背景は”ホテルの宿泊客の奪い合い”です。
実際にはないLホテルとVホテルのリゾートフィー導入前・導入後の料金を比較してみると
Lホテル:100ドル
Vホテル:80ドル
Lホテル:70ドル (リゾートフィー30ドル)
Vホテル:80ドル (リゾートフィー導入なし)
ラスベガスのリゾートフィーは拒否できる?
残念ですがリゾートフィーは拒否することができません。
1泊なら1泊分、2泊なら2泊分と宿泊日数に応じた料金の支払いが必要。
本来であれば部屋代として請求すべきサービス料を”リゾートフィー”という名目で徴収しているだけなので、ホテル側からすれば当然の徴収なのです。
どうしてもリゾートフィーを払いたくない場合
ラスベガスに宿泊する際にリゾートフィーを払いたくない場合は
- リゾートフィーのないホテルに宿泊する
- ルームコンプを利用する
しかありません。
ルームコンプとはホテルのカジノでたくさんお金を使ってくれた人にプレゼントするホテルの無料宿泊権利です。
リゾートフィーの相場
ラスベガスのリゾートフィーの相場は1部屋につき1泊あたり25~45ドル(税抜き)であることが多いです。
日本円に換算すると4000~6000円なので結構な出費。
予約の際には”請求書にリゾートフィーが含まれているか”や”旅行会社を通じて予約した場合は会社に確認する”など、後で慌てないようにしておきましょう。
リゾートフィーは税抜き表示
リゾートフィーは税抜きで表示され、その価格に13.38%のホテル税が加算されます。
仮にリゾートフィーが30ドルの場合、ホテル税加わってが約35ドルとなり、これが1泊ごとに宿泊料金に加算されていくので油断していると予算オーバーになりかねません!
各ホテルのリゾートフィー
ラスベガスのリゾートフィーを解説しているLas Vegas Jauntを基に2020年の各ホテルの紹介していきます。
ホテルの場所に関わらず”45ドル以上、35ドル以上、30ドル以上”と3つにカテゴリ分けをしています。
観光客が滞在先にするメインストリート”ストリップ通り”沿いにあるホテルのリゾートフィーは高いです。
45ドル(+ホテル税)以上
ラスベガスのリゾートフィーの最高額である1泊あたり45ドル+ホテル税が発生し、日本円でおよそ5000円です。
これらのホテルにはストリップ通り沿いのホテルがほとんど。
ホテル名 | リゾートフィー(税抜き) |
Aria(アリア) | 45ドル |
Bellagio(ベラッジオ) | 45ドル |
Caesar's Palace(シーザース・パレス) | 45ドル |
Encore(エンコア) | 45ドル |
The Palazzo(パラッゾ) | 45ドル |
Venetian(ベネチアン) | 45ドル |
Wynn(ウィン) | 45ドル |
30ドル(+ホテル税)以上
1泊あたり30~40ドル+ホテル税(日本円でおよそ4500円)のリゾートフィーが発生するホテルです。
ラスベガスにある多くのホテルがリゾートフィーをこの価格帯に設定しています。
ホテル名 | リゾートフィー(税抜き) |
The Cosmopolitan(コスモポリタン) | 39ドル |
Four Seasons(フォーシーズン) | 39ドル |
Treasure Island(トレジャーアイランド) | 39ドル |
Mandalay Bay(マンダレイ・ベイ) | 37ドル |
MGM Grand | 37ドル |
The Mirage(ミラージュ) | 37ドル |
New York-New York | 37ドル |
Paris(パリス) | 37ドル |
Planet Hollywood(プラネットハリウッド) | 37ドル |
Hard Rock Hotel(ハードロックホテル) | 37ドル |
Tropicana(トロピカーナ) | 36ドル |
Bally's(バリーズ) | 35ドル |
Excalibur(エクスカリバー) | 35ドル |
Luxor(ルクソール) | 35ドル |
Trump(トランプ) | 35ドル |
Circus Circus | 32ドル |
Westin Las Vegas(ウェスティン) | 32ドル |
29.99ドル以下
1泊あたり29.99ドル+ホテル税(日本円でおよそ4000円)のリゾートフィーが発生するホテルです。
ラスベガスの中では安価で、ダウンタウンもしくはストリップ通りから少し外れたところにあるホテルがほとんど。
ホテル名 | リゾートフィー(税抜き) |
JW Marriott(JWマリオット) | 29.99ドル |
Downtown Grand(ダウンタウン・グランド) | 25.99ドル |
Ellis Island Hotel(エリスアイランドホテル) | 25.99ドル |
The D | 25ドル |
Golden Gate(ゴールデンゲート) | 25ドル |
Hilton Grand Vacation | 25ドル |
Gold Coast(ゴールドコースト) | 24.99ドル |
Fremont(フリーモント) | 16.99ドル |
リゾートフィーを設定しないホテル
2020年現在、ラスベガスにあるほとんどのホテルがリゾートフィーを導入しています。
しかし中にはリゾートフィーを導入していないホテルもあるので併せて紹介していきます。
- WorldMark(ワールドマーク)
- Wyndham(ウィンダム)
- Marriott(マリオット)
- Marriott Grand
- Residence Inn(レジデンスイン)
- Four Queens(フォークィーンズ)
- Lucky Club(ラッキークラブ)
- Royal Resort(ロイヤルリゾート)
- Red Roof Inn(レッドルーフイン)
- Desert Rose Resort(デザートローズ)
- La Quinta Inn & Suites
- Travelodge Center Strip
リゾートフィーに気をつけてラスベガスを楽しもう
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ラスベガスのホテルにはリゾートフィーが付きもので、ほとんど必ず請求されます。
あらかじめ、ホテルを予約する際や旅行会社に確認して金銭トラブルに巻き込まれないようにしましょう!
リゾートフィーを回避するならAirbnbも1つの手
これらのリゾートフィーを回避する手として、Airbnbという民泊を利用することも1つの手です。
僕は実際にラスベガスでAirbnbを利用したことがあり、その際はリゾートフィーを請求されませんでした。
とはいえ、ラスベガスのホテルは豪華なものが多くホテルを歩いているだけでも楽しいです!
以下の記事にてラスベガスのおすすめホテルを紹介しているのでよろしければご覧ください^^