
皆さんは”プライオリティパス”をご存知でしょうか?
プライオリティパスとは
世界各国の空港にあるVIPラウンジを使うことができるカードです。
本記事では「プライオリティパスを発行しようか迷っている」という方へ
- メリットやデメリット
- 実際に使ってみた感想
- プライオリティパスの料金体系
- プライオリティパスを無料で発行できるクレジットカード
について解説しています。
Contents
プライオリティパスとは ?
楽天プレミアムカード公式サイトより引用
プライオリティパスとは保有しているだけで
世界1,300箇所以上のラウンジができるようになるカードです。
”利用する航空会社”や”座席のクラス”に関係なく高品質のラウンジを利用することができます。
極端なことをいうと
「ジェットスターやピーチなどのLCCの航空券でもビジネスクラスのラウンジを利用できる」
ということになります。
レストランでも利用できる
プライオリティパスはラウンジのみではなく
レストランでも使用することができます。
【注意】アメックスに付帯するパスでは空港レストランは利用不可
2019年からアメックスに付帯しているプライオリティパスでは
空港レストランの割引は利用できないので注意しましょう!
料金体系
プライオリティパス公式サイトより引用
プライオリティパスには3種類の会員ステータスがあり、それぞれで年会費が異なります。
各会員の年会費とステータス内容は以下の通りです。
年会費 | ステータス内容 | |
スタンダード会員 | 99USドル | ラウンジを利用する度に27ドルの支払いが必要 |
スタンダード・プラス会員 | 249USドル | 年10回までは無料でラウンジを利用できるが それ以降は1回27ドルの料金かかります。 |
プレステージ会員 | 399USドル | 制限回数なしでラウンジを利用することができます。 |
プレステージが一番上位のステータスで、年会費も一番高くなっています。
楽天プレミアムカードなら格安でプライオリティパスを使用可能
楽天プレミアムカードは年会費こそ10,000円(税抜き)しますが
プライオリティパスのプレステージ会員が無料で付与されます。
年会費399ドルも支払う必要がないのです!
楽天プレミアムカードを保有する=日本で一番安くプライオリティパスを保有する方法
です。
メリットとデメリット
プライオリティパスにはラウンジが使い放題というメリットもありますが、デメリットもあります。
「作ったはいいけど、思ったより使いにくいな〜」
とならないようにメリット・デメリットを併せて紹介していきます。
メリット

ニューヨークのJFK空港にあるアラスカラウンジ
プライオリティパスのメリットは主に
- ラウンジが使い放題
- 航空会社、利用クラスに関係なく利用できる
の2つです。
ニューヨークのJFK空港ではアラスカ航空の上級会員ラウンジを
成田空港では大韓航空のビジネスクラスラウンジを
利用することができました。
ラウンジが使い放題

成田空港にあるKALラウンジ
通常のゴールドカード等で利用することができるクレジットカードラウンジは
スナックやソフトドリンクが中心に提供されるのですが
プライオリティパスで入ることができるラウンジでは
”しっかりした食事”や”アルコールが飲み放題” が提供されるので
正直言ってレベルが違います。
ソファやプライバシーを考慮したボックス席もあるので
快適に長時間くつろぐこともできます。
シャワーを浴びることもできる
ラウンジの中にはシャワーを浴びることができるものもあるので
とてもリラックスした状態で飛行機に乗ることができます。
僕が使ったことがあるラウンジの中では台湾のある台北桃園国際空港のラウンジにシャワーがありました。
航空会社の種類・座席クラスを問わずラウンジを利用することができる
通常であれば、このようなラウンジは航空会社の上級会員や
ビジネスクラス、ファーストクラスの乗客でないと利用できないことが多いです。
しかし、プライオリティパスの場合は飛行機に乗りさえすれば
利用する空港にあるラウンジを利用することができます。
- 決まった航空会社に乗らない方
- 格安航空券を利用する方
にはプライオリティパスはかなりおすすめです。
デメリット
魔法のカードのように感じるプライオリティパスにもデメリットはあります。
主なデメリットは
- 会員本人しか使えない
- 混雑時には使えないor後回し
- 制限時間がある
の3つです。
会員本人しか使えない+同伴者は有料
プライオリティパスの最大のデメリットでもある
”会員本人しか使えない”
もし同伴者がプライオリティパスを所持していない場合
およそ3,500円の追加料金がかかります。
そのほとんどが年会費およそ10万円を超えてしまいます、、、
混雑時は使えないor後回し
プライオリティパスで利用することができるラウンジは
航空会社の上級会員やビジネスクラスを利用する人向けであることが多いです。
なので混雑時にはプライオリティパスにて利用できないことがあります。
例えば、、、
- KALラウンジ
同伴者はプライオリティパス保有者1人につき2人まで
混雑時には入場制限される可能性がある
- スターアライアンスラウンジ
混雑時に入場制限される可能性がある
僕が成田空港のKALラウンジを利用した際、混んではいましたが
入場制限等はされていなかったです。
制限時間がある
プライオリティパスでラウンジを利用する場合
使い放題ではあるが、滞在できる時間に制限があります。
多くの場合、2~3時間というラウンジが多く
ラウンジに居座り続けることができません。
例えば、シンガポールやマレーシアの空港にあるラウンジの利用時間は全て3時間までです。
最長3時間まで滞在可能です - ラウンジはフライト出発の4時間前からご利用いただけます
プライオリティパスが付帯するクレジットカード
実はこの便利なプライオリティパスが付帯するクレジットカードが存在します。
(カード発行後に別途申し込みが必要です。)
プライオリティパス が付帯するクレジットカード
プライオリティパスが自動付帯するカードは下記の通りです。
カード名 | 年会費 (税抜き) |
楽天プレミアムカード | 10,000円 |
MUFGカード・プラチナ アメリカン・エキスプレスカード | 20,000円 |
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレスカード | 20,000円 |
JCBプラチナカード | 25,000円 |
三井住友プラチナカード | 50,000円 |
他にも色々とあるのですが、年会費の安い5種類のカードを選びました、
この中でもダントツでオススメなのが
です。
- 年会費が一番安い10,000円
- 楽天市場でのポイント高還元
他のカード比べ、年会費が半分の値段なのはかなりありがたいです。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
プライオリティパスがあれば世界各国の空港にあるラウンジを利用することができるので
トランジットの時間を有意義に使うことができます。
デメリットも多少ありますが、このカードがあるのと無いのでは
乗り継ぎ時間の快適度がまるで違います。
皆さんも、所持してみていかがでしょうか?