【旅行者必見】アメリカで運転する時に国際免許はいらない?

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「アメリカ旅行で運転する際は国際免許証が必要」

僕もずっとそう思っていました。

作成自体はそこまで時間がかかりませんが免許センターに行ったり、国際免許証用の証明写真を取ったりと色々と手間がかかりますよね、、、、。

でも、実は90日以内の短期滞在に限り国際免許証は一部の国や地域を除いて必須ではないことや日本の免許証さえあれば運転できるということをご存知でしたか?

アメリカではレンタカーを借りる際に大手レンタカー会社が発行している”免許翻訳サービス”というものがあり、国際免許証の代わりとして使用することができます。

この記事では
・アメリカで運転する時に国際免許証はいらない理由
・日本の免許証だけで運転できる地域
・便利な免許翻訳サービスの使い方
を紹介しておりアメリカでレンタカーを借りる予定がある方、急遽運転しなければならなくなった方もこの記事を読めば、何が必要かがすぐにわかります!!
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【結論】アメリカでは国際免許証無しで運転できる

結論から言うと、アメリカ国内ではジョージア州以外の49の州で国際免許証無しで運転することができます。
(あっても問題ありません)

「ジョージア州で運転する予定がある」もしくは「ジョージア州を車で通過する」という方は国際免許証を発行しておいてください!

そもそも国際免許証とは何なのか?について説明していきます。

国際免許証は単なる許可証

国際免許証は英語で”International Driving Permit (IDP)”と表記されており、免許証ではなく許可証です。

この国際免許証はジュネーブ条約の加盟国同士の免許証を翻訳した証明書で、これと自身の国(ここで言う日本)の免許証があればその国の免許証がなくても運転をすることができます。

あくまでも日本の免許証を翻訳したものなので、免許証ではなく単なる許可証や証明証です。

アメリカでは各レンタカー会社が発行する”運転免許証翻訳フォーム”と言うものがあり、国際免許証の代わりに使用することができます。

結局は日本語の免許証を解読できるアメリカ人は少ないので、レンタカー会社でスタッフに見せる際や警察に免許証を提示する際に翻訳代わりとして国際免許証や運転免許翻訳フォームを持っておく必要があります。

・国際免許証は日本の免許証を翻訳したもので免許証ではない
→運転するには日本の免許証も必要・レンタカー会社が発行する運転免許翻訳フォームは国際免許証代わりになる

ジョージア州で運転する際には国際免許証が必要

アメリカの中でもジョージア州だけは運転する際に国際免許が必要となります。

ジョージア州はアメリカの東海岸にある州で、アトランタオリンピックが開かれたアトランタという都市があります。

同州の運転協会のホームページにも

アメリカ国民でなくても、自国で認められている運転免許証を持っいて目的が旅行やビジネスの場合、ジョージア州で運転することが可能。
しかし、その免許証が海外で発行されたものの場合、警察官がその免許証が当人のものかを確認するためにパスポートかビザを確認することがあります。
と記載されいていますが、ここには”国際免許証(IDP)が必要”という記載はありません。
しかし、日本の免許証が正式に発行されたものなのか、記載されている情報と所持者が同一人物なのかを英語圏の警察官や役人に証明しなければなりません。
そこで”この免許証は正式なもの”と一目で理解してもらうために国際免許証が必要なのです。

運転免許翻訳サービスでも運転はできない

各レンタカー会社が発行している運転免許翻訳サービスではジョージア州で運転するどころかレンタカーすら利用することができません。

これは各レンタカー会社の公式サイトにも記載されています。
ハーツのサイトにも記載がありました)

おそらくジョージア州では運転免許証を翻訳したものよりも、各外国当局が発行した国際免許証を重んじているのでしょう。

ですのでジョージア州で運転する予定がある方は

  • 日本の免許証
  • 国際免許証

を携帯しておきましょう^^

日本の免許証だけで運転できるグアム・ハワイ・サイパン

ハワイやグアム、サイパンでは日本人が多いことから日本の運転免許証のみで運転することができます。

ただしハワイは入国後1年以内、グアムは30日以内に限るので注意しましょう。

また、貸し出しには年齢制限(21歳以上であること)もあります。

僕はグアムにて日本の免許証のみで車を借りることができました^^

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運転免許翻訳サービスとは

運転免許翻訳サービスはアメリカの各レンタカー会社が発行している日本の運転免許証を英語に翻訳したもので、これがあれば国際免許証を持っていなくても発行元のレンタカー会社にてクルマを借りることができます。

ただし、上述した通りアメリカ以外の国や、アメリカのジョージア州では利用できないので注意しましょう。

発行しているレンタカー会社

レンタカー会社によって発行料金は有料/無料がわかれているので注意しましょう。

各レンタカー会社の料金を下記の表まとめてみました。

レンタカー会社 料金 有効期限
Hertz(ハーツ) 無料 90日間
Alamo(アラモ) ¥1,500 90日間
dollar(ダラー) 無料 90日間
AVIS(エイビス) ¥1,000 90日間
Budget(バジェット) ¥2,000 90日間

Hertz(ハーツ)とdollar(ダラー)が無料で発行しており、有効期限はどのレンタカー会社も90日間なので注意しましょう。

運転免許翻訳サービスは基本的にクレジットカード決済で郵送かオンラインで手続きをすることがでるので国際免許証を発行することと比べ出費や時間がはるかに少なく済むのでおすすめです。

利用するレンタカー会社で発行しましょう。

運転免許翻訳サービスについて
・これと日本の運転免許証、パスポートがあれば運転&レンタカーを借りることができる
・各レンタカー会社によって料金が異なる
・有効期限は90日間
・支払い方法はクレジットカード
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Hertz(ハーツ)で運転免許翻訳サービスを利用してみた

今回、僕はHertz(ハーツ)を利用するので同社の運転免許翻訳サービスを利用しました。

Hertzはオンライン上で無料で発行することができ、即日付与なのでとても便利です。

発行方法

まずは公式サイトにアクセスします。

下へスクロールしていくと”ハーツ運転免許翻訳フォーム”という項目があるのでクリックします。

国際免許証と運転免許証翻訳フォーム(Hertz Drivers License Translation)の比較表です。

スクロールしていくと入力フォームがあるのでクリックして免許証の番号や住所を入力していきます。

あらかじめ免許証の写真を撮っておきましょう。

運転免許翻訳フォームに入力する項目
・免許証に記載されている名前(日本語と英語)、住所
・性別、国籍、生年月日
・発行した国
・有効期限
・免許証番号
・日中の連絡先
運転免許証の表面と裏面をアップロードします。

入力が完了すると翻訳フォームが発行されるのでダウンロード、A4サイズに印刷しレンタカー会社に持参します。

国際免許証の取得方法

国際免許証は住まいの地域を管轄している、運転免許センターや警察署で発行することができます。

申請に必要なものは

  • 運転免許証
  • 手数料2,400円
  • 証明写真1枚(5×4cm)

です。

証明写真は半年以内に撮影されたものでなければならないので注意しましょう。

国際免許証の有効期限は1年間です。

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