
今回はアメリカで使えるSIMカードの一種である”MOST SIM”について紹介します。
実際にアメリカで使用したのですがかなり使いやすく、通信速度も申し分ない速さでした。
正直言って、これからアメリカで携帯を使う時は「このMOST SIM一択ではないか?」と思うくらい快適でWi-Fiルーターをレンタルするよりもお得です!!
MOST SIMを簡単に紹介すると
・日本のAmazonで購入し設定できるので英語を話せなくても使える
・アメリカ全土・ハワイで使用可能
・テザリングも使用可能(T-Mobileのみ)
Contents
僕がMOST SIMを選んだ理由
今回、僕はアメリカでスマホを使うに当たって色々なSIMカードを調べました。
以前、H2O SIMというSIMを使ったことがあったのでそれでもよかったのですが「どうせなら違うSIMカードを使ってみたい」ということでSIMカードを探していました。
そこでMOST SIMを見つけました。
僕がMOAT SIMを選んだ理由は
- 価格が安いこと
- 5~7GB程度の容量があること
- 設定が簡単であること
- 口コミが良いこと
- iPhoneで使えること
- プロバイダはAT&TとT-Mobileで両方ともアメリカで大手のプロバイダであること
です。
またアメリカでは意外と電話番号があると便利です。(ショートメッセージやアプリの認証に必要なため)
アメリカ旅行では必須のアプリであるUberやlyftの登録にも電話番号は必要です。
AT&TとT-Mobileの2種類のプロバイダがありますが安くてテザリングを使うことができるT-Mobileがオススメです。
MOST SIMとは?
MOST SIMは自身のスマホに挿入することでアメリカでもインターネットが使えるようになるSIMカードです。
ここからはMOST SIMのメリットについて紹介します。
主に前述した「僕がMOST SIMを選んだ理由」について少し詳しく説明していきます。
MOST SIMは2種類あります
MOST SIMを提供しているプロバイダはT-MobileとAT&Tの2社です。
どちらもアメリカで大手の通信会社(日本でいうau,docomo,SoftBank)なので通信が途切れたり不安定ということはありません。
どちらも純正製品なのでMVNO(格安SIM)よりも通信も安定し速度も早いです。
同じMOST SIMでもT-MobileとAT&Tでは若干、仕様が異なるのでご自身にあったものを選ぶと良いでしょう。
下記の表は2社を比較したものです。
T-Mobile | AT&T | |
通信容量 | 無制限 | 無制限 |
プラン | 5~120日 | 7~60日 |
対応バンド | 4G:B2,B4,B12 3G:Band4(AES1700/2100) | 4G:B2,B4,B5,B17 3G:WCDMA1900/850 |
テザリング | ◯可能 | ×不可能 |
Wi-Fiルーターの1/2以下の値段? 多種多様な料金プラン
MOST SIMの料金プランは旅行日数によってご自身にあったプランを選ぶことができます。
5日間から120日間(T-Mobileの場合)までとかなり幅広く、短期の留学にも使うことができます。
仮にイモトのWi-Fiを1週間レンタルした場合¥1,580/日なので
プランが終了する2日前に連絡すると延長も可能です。
利用するプロバイダ(AT&TかT-Mobile)によって少し異なりますので両方のプランを記載します。
T-Mobileの料金プラン (テザリング可能な方)
日数 | 料金 |
5日間 | ¥2,480 |
7日間 | ¥3,150 |
10日間 | ¥3,480 |
12日間 | ¥3,790 |
15日間 | ¥3,980 |
18日間 | ¥4,590 |
21日間 | ¥4,890 |
25日間 | ¥5,650 |
30日間 | ¥5,480 |
45日間 | ¥8,390 |
60日間 | ¥9,980 |
90日間 | ¥13,980 |
120日間 | ¥18,950 |
T-Mobileはアメリカのほぼ全土(ハワイも含む)にネットワーク網を持っているのでよっぽどの田舎でない限りどこでも使うことができます。
ただしアラスカでは使うことができないので注意してください。
AT&T(アラスカやヨセミテ国立公園でも使うことができる)
日数 | 料金 |
7日間 | ¥3,590 |
10日間 | ¥4,290 |
15日間 | ¥5,290 |
21日間 | ¥6,690 |
30日間 | ¥7,490 |
45日間 | ¥10,980 |
60日間 | ¥13,980 |
AT&Tはアメリカ最大のネットワーク網を持っており、アラスカや国立公園でも使うことができます。
ただしグランドキャニオンでは使用できないのでご注意ください。
しかし、T-Mobileと比べ料金はやや高くテザリングもできないのでアラスカなどに行かない限りはT-Mobileをオススメします。
AT&TはSIMロックがかかっているauのスマホでも使うことができます。
ロックされているiPhone 11 Proでも使うことができました!!
MOST SIMはネットが使い放題
MOST SIMの1番のメリットとも言えるのが高速通信(3G/4G LTE)が使い放題ということです。
さらに僕が行ったニューヨークでは5Gの電波も使うことができました。
通常、海外旅行で使用するSIMカードは空港で買えるものも含め”容量〇GB”などと通信量に制限があるのですがMOST SIMには通信量が無制限です。
テザリングが使えるので1人がSIMを購入すれば皆で使うことができる(T-Mobileのみ)
テザリングとは自分のスマホのデータ通信を利用しコンピュータやタブレットをインターネットに接続することです。
MOST SIMを使用しているスマホが1つあれば他の方はテザリングを利用してインターネットに接続することができます。
つまり1人の方がMOST SIMを持っていれば他の方はSIMカードを買う必要がないということです。
しかし、テザリングの回線は3G回線なので多少速度の遅延はあります。
MOST SIM 使い方(アクティベート方法)
購入したMOST SIMをスマホに挿入しただけではインターネットが使えるようになるわけではありません。
購入後、事前にアクティベーション(開通)手続きが必要となります。
ここでの注意点は2点あります。
- アクティベート申請は開通希望日の3日前までに済ませておく
- 開通希望日は現地時間に合わせて設定する
MOST SIMは開通までに少なくとも1日は要する(最大で3日)ので3〜5日前くらいまでには手続きをしておくことをオススメします。
開通日は指定することができるので何日前に申請を行っても問題なく使用することができます。
自分のスマホでMOST SIMが使用できるかを確認する
MOST SIMを使用するには
- SIMロック解除されていること
- スマホがバンドに対応していること
が条件です。
au、ドコモ、ソフトバンクのスマホはSIMロックがかかっているのでがSIMロック解除を行わなければなりません。
また、自身のスマホが帯域(バンド)に対応しているかも確認しないといけません。
帯域(バンド)とは周波数のようなものでFMなどのラジオでも周波数が合っていないとザザーッとした音が流れますよね?
あれと同じようなものでスマホの帯域(バンド)が対応していなければネットに繋がりにくいい、全く繋がらないということが起こります。
ご自身のスマホの帯域(バンド)がMOST SIMに対応しているかはAmazonのMOST SIMのページに一部記載されています。
iPhoneの場合はiPhone6以降の場合、使うことができます。
購入したMOST SIMが到着。中身の確認を忘れずに
購入後、2~3日後にMOST SIMが到着しました。
中身は
- SIMカード本体
- 取扱説明書(日本語)
- SIMカードを取り出すためのピン
です。
アクティベート手続き
商品の表に貼られているQRコードを読み取るかhttps://open.mostsim.com/openにアクセスしてMOST SIM専用アクティベートサイトにアクセスをします。
サイトにアクセスしたら、右側にあるSIM番号とパスワードを入力して”次へ”をクリックします。
SIM番号とパスワードはSIMカードが貼られている台紙に記載されています。
その後は以下の項目を入力し、ご自身の連絡先(日本での)とアマゾンの注文番号を入力し内容を確認したらアクティベート申請は完了です。
- IEMI:設定→一般で確認するor電話アプリで#06#に電話する
- ご希望の開通日:現地に到着する日(太平洋標準時)
- 滞在期間、連絡先:適宜入力してください
- アマゾン注文番号:アマゾンの購入履歴より確認
これらの項目を入力後、確認画面が表示されるので内容に間違いがなければ”確認済み”を選択してアクティベート申請は完了です。
その後すぐに登録したアドレスに”MOSTSIM -SIM アクティベーション資料のご確認(注文番号:◯◯◯◯)”という件名でメールが届きます。
開通完了&現地で使う電話番号の連絡
指定した開通日になると”MOSTSIM-プリペイドカード電話番号のお知らせ(注文番号:◯◯◯◯)”という件名でメールが届きます。
そこに”回線開通が完了したこと”と”現地で使用する電話番号”が記載されています。
SIMカードの差し替え
現地に到着してから差し替えるのでも良いのですが、入国審査や荷物のピックアップがあるので飛行機を降りる前にSIMカードを差し替えることをオススメします。
飛行機が離陸したらSIMカードを差し替えましょう。
ネットに接続できない場合の対処法2つ
SIMカードを差し替えても上手くネットに接続できない場合は以下の2種類に方法を試してください。
- 再起動
この場合に限った頃ではありませんが、スマホやコンピュータの動きがおかしい場合はまずは再起動することをオススメします。
- ANP設定の確認
MOST SIMに付いてきた台紙にも記載されてる方法です。
iPhoneの場合:設定→ 一般→ リセット→ネットワーク設定をリセット
リセット後は自動で再起動され、ネットに接続されます。
Androidの場合:設定→その他の設定→モバイルネットワーク→アクセスネットワーク名
元々のANPを削除後に手動で再設定する必要があります。
MOST SIMの3つの注意点
とても優秀なMOST SIMですがいくつか注意点があるので紹介します。
タブレットでは使えない
MOST SIMはiPadなどのタブレットやWi-Fiルーターでは使用することができません。
あくまでもスマホのみで使用することができます。
知らない番号から電話、SMS(ショートメッセージ)がくることがある
おそらく電話番号を使いまわしているので、身に覚えのない番号からの電話やSMSがくることがあります。
これはMOST SIMに限らずプリペイドSIMではよくあることなので無視しておけば良いです。
開通までに時間がかかる
先ほどのMOST SIMのアクティベート方法でも紹介した内容です。
MOST SIMは回線開通までに最低でも1日かかるので余裕を持って、出発1~2日前にアクティベート申請しておきましょう。
most simはアメリカで使うことができる最強のsimカード
最後まで読んでいただきありがとうございます。
MOST SIMはアメリカで利用することができるSIMカードの中で価格も安く、ネットを無制限で使用することができるオススメのSIMカードです。
僕も今回初めて使用しましたがとても快適に利用することができました。
皆さんもアメリカに行く際は是非、MOST SIMを利用してみてはいかがでしょうか^^
他にも僕が利用したことがあるH2O SIMについて以下の記事で紹介しているのでよろしければご覧ください。
SIMロックがかかっているauのスマホで利用することができます。