ニューヨークにある人気観光スポット”エンパイアステートビル”(Empire State Building)は展望台からの景色を見るために毎年約400万人もの観光客が世界中から訪れます。
映画「キングコング」を見たことがある方は心当たりがあるのでないでしょうか?
キングコングが登った建物がこのエンパイアステートビルです。
ニューヨークの摩天楼のトップに君臨する高さ381mから見る景色はまるでニューヨークを空中散歩しているかのような美しさと壮大さがあります。
ニューヨークへ訪れたら必ず行くべき場所の1つです。
本記事ではエンパイアステートビルの
- 朝の景色と夜景
- アクセス・営業時間・入場料金
- おすすめの時間帯
について紹介しています。
Contents
エンパイアステートビルとは?
エンパイアステートビルはニューヨークのマンハッタンにある高さ373.2mの超高層ビルで1931年に建てられました。
1972年にワールドトレードセンターが完成するまでの42年間の間、ニューヨークで一番高いかつ世界で一番高いビルの称号を持っていました。
(現在は同じマンハッタンにあるワンワールド・トレードセンターがニューヨークで一番高いビルです。)
現在はアメリカ合衆国国定歴史建造物に指定され、ニューヨークのシンボルの1つとなっています。
アクセス
エンパイアステートビルはマンハッタンの中心にあり、周りの建物よりもはるかに大きいのですぐに見つけることができます。
タイムズスクエアからは歩いて15分ほどで行くことができ道も南へひたすら行くだけですのでとても簡単です。
上を見上げてビルがある方へ向かえば自然とたどり着くことができます。
地下鉄では6番線の「33丁目」駅から徒歩5分です。
2箇所の展望台
エンパイアステートビルの展望台は86階と102階の2箇所にあります。
86階の展望台はメインデック、102階の展望台はトップデックと呼ばれています。
86階はフェンス越しなのですが102階は窓越しの景色になってしまうので注意しましょう。
ちなみに103階に特別展望台があり、そこは著名人のみ入ることができます。
エンパイアステートビルの入場料
エンパイアステートビルの入場料は86階の展望台と86階+102階の展望台への入場料はそれぞれ異なります。
チケットの購入方法は事前のweb購入と当日の現地での購入の2通りです。
・86階と102階の両方の展望台:57ドル
営業時間は午前8時〜深夜2時
エンパイアステートビルの営業時間は多くに人に夜景を見てもらうために夜遅くまで営業しており1日中ニューヨークを観光した後にマンハッタンの夜景を堪能することができます。
朝も8時から営業しています。
午前8時〜深夜2時(最終エレベーターは深夜1時15分)
夜景の時間帯は常に混雑しているのでこれを避けるのは困難ですが、朝の景色はオープンと同じ時間帯に行くと比較的空いておりスムーズに回ることができます。
エンパイアステートビルからの景色
今回は86階のメインデックからの景色を楽しみました。
混雑を避けるために午前8時に行ったおかげなのか全然混雑せずにすぐに展望台まで登ることができました。
入り口・チケット売り場
エンパイアステートビルの入り口はとてもわかりづらいです。
住所は20 W 34th Street(Between 5th & 6th Ave)で34丁目の大通り沿いで近くにはGapやMacy'sがあり、入り口にはえんじ色のスーツを着たドアマンが立っているのでドアマンや看板を探しましょう。
すごくノリが良いドアマン。
ビル内の案内表示も日本語表示があるので英語ができなくても安心です。
世界各国の言語での「ようこそ」
2階に上がるとチケット売り場があります。
事前購入やニューヨークシティパスなどのシティパスを持っている人はここに寄らずに入場することができます。
僕はニューヨークシティパスを持っていたのでここはスキップして直接、展望台までのエレベーターへ行きました。
ニューヨークシティパスはお得にニューヨークの主要観光スポットを回ることができる割引観光パスでエンパイアステートビルも含まれてています。
シティパスのエンパイアステートビルの入場券は同日であれば午前と午後(夜)の2回入場することができ朝の景色と夜景の両方を眺めることができます。
たくさんのインスタ映えスポット
展望台に登るエレベーターへ行くまでにはたくさんのインスタ映えスポットがあります。
こちらは様々な写真家の方々が撮影したエンパイアステートビルの写真。
エンパイアステートビルの模型。
ここが一番人気の場所です。
エンパイアステートビルのミニチュアが置かれており、多くの人が写真を撮っていました。
ミニチュアといってもただのミニチュアではなく重量約580[kg]、15000個のLEDライト、6514個の窓ととても精巧に作られており実物同様にライトアップショーも実現することができます。
エンパイアステートビルのメインデック(86階)からの景色
エレベーターでメインデック行きのエレベーターがある80階まで登ります。
80階まではわずか1分ほどで到着します。
エレベータを降りると80階のロビーに到着。
エンパイアステートビルの建設者の写真や歴史を見学することができます。
さらにここから86階のメインデックまで登ります。
当時のキングコングのポスターもあります。
そしてついにメインデックへ、、、
86階のメインデックまでエレベーターで登ってきました。
天井にはニューヨークの各観光スポットがある方向が看板で指されていました。
オープンとほぼ同時の朝8時に行ったにも関わらずかなり混雑していました。
一周できる構造なのでニューヨークの景色を360度楽しむことができます。
双眼鏡もあり、50セントで利用することができるので25セントコインの用意を忘れずに!!
ロウアーマンハッタンの景色です。
奥に見える高い建物が現在ニューヨークで一番高い建物であるワンワールド・トレードセンターです。
ワンワールド・トレードセンターの近くにはウォール街があるので高い建物が集まっていました。
ブルックリン側です。
イーストリバーやマンハッタンブリッジ、ブルックリンブリッジを見ることができます。
全体的に高い建物が少ない印象。
タイムズスクエア側です。
ニューヨークの有名な展望台である ロックフェラーセンター や奥にはセントラルパークが見えます。
展望台には時間制限がないので好きなだけ滞在することができます。
朝や昼の景色はGoProや魚眼レンズで撮るのがおすすめ
今回エンパイアステートビルからの景色を撮っていて感じたことは朝や昼の眺めはGoProなどの広角カメラで撮るのがおすすめということです。
ロウアーマンハッタンとブルックリンを1枚の写真に収めることや
アッパーマンハッタンの摩天楼はもちろん、ハドソン川を挟んで向かい側のニュージャージー州も見渡すことができます。
僕は今回GoProを利用しました。
GoProはここ以外でもダイビングやサイクリング、自撮りなどの様々なシーンで利用することができるウェアラブルカメラなので旅行にはもってこいのカメラです。
僕も3年間利用していますが文句のつけようがありません。
それ以外にもスマホのカメラに装着する魚眼レンズもおすすめです。
・通常のカメラでも素晴らしい写真を撮ることができますがGoProや魚眼レンズなどの広角カメラですとより良い写真を撮ることができます。
エンパイアステートビルから見た夜景
エンパイアステートビルは深夜2時まで営業(最終エレベーターは1:15)しているのでゆっくりとニューヨークの夜景を楽しむことができます。
ニューヨークの春の日没は19時過ぎです。
春でも夜になると冷えるので陽が完全に沈むまで80階のロビーで待機。
夜景の時間になると86階行きのエレベーターが急に混雑しだします。
86階に到着。
いよいよエンパイアステートビルからの夜景とご対面。
ロウアーマンハッタン側の夜景。
タイムズスクエア側の夜景です。
写真中央の光っている所がタイムズスクエアです。
マンハッタンのみではなくハドソン川を挟んでニュージャージー州の夜景も綺麗です。
ブルックリンの夜景もここから見ることができます。
・春でも冷えるので防寒具は必須
エンパイアステートビルの夜景は必ず見るべき
エンパイアステートビルはニューヨークを360°見渡すことができるおすすめの展望台です。
夜景はもちろんのことながら朝や昼の景色もとても壮大で美しいので是非とも朝と夜の両方の景色を見ることをオススメします。
僕が使ったニューヨークシティパスですと同日であれば2回入場することができます。