
ニューヨーク観光について断言できることがあります。
「ショッピングもしたいし節約する方法はないのか?」
と思う方もたくさんいることでしょう。
その悩みを解決してくれるのが”ニューヨーク シティパス”(New York CityPASS)です。
本記事ではニューヨーク シティパスにて回ることができる
観光スポットや使用方法について紹介しています。
結論から言うとニューヨーク シティパス とは
- ニューヨークの主要観光スポットを6箇所回ることができる
- 通常料金に比べ最大43%(約100ドル分)もお得
- 携帯1つで全ての観光スポットのチケット代わりになる
というかなりお得な観光パスで、ニューヨーク観光には欠かせないものです。
結論を言うと「ニューヨークシティパスは買わないと損!!」です。
Contents
- ニューヨークシティパスの使い方はとても簡単
- シティパスとは? CityPASS
- ニューヨークシティパスとは? New York CityPASS
- ニューヨークシティパスを使うとどのくらいお得に回れる?
- 各施設でのニューヨークシティパスの使い方
- エンパイア・ステイト・ビル ~Empire State Building~
- アメリカ自然史博物館 ~American Museum of Natural History~
- メトロポリタン美術館 ~The Metropolitan Museum of Art~
- トップオブザロック展望台 ~Top of the Rock Observation Deck~
- グッゲンハイム美術館 ~Guggenheim Museum~
- 自由の女神&エリス島 ~Ferry Access to Statue of Liberty & Ellis Island~
- サークルライン観光クルーズ ~Circle Line Sightseeing Cruise~
- 9/11メモリアル ~9/11 Memorial Museum~
- イントレピッド海上航空宇宙博物館 ~Intrepid Sea,Air & Space Museum~
- ニューヨークシティパスの使い方をマスターしてお得に観光しよう
ニューヨークシティパスの使い方はとても簡単
ニューヨークの使い方はとても簡単です。
- オンラインでチケットを購入
- スマホに送られてくるメールを保存
- 各施設でその画面を見せて入場
とたった3ステップでニューヨークの有名な観光施設をお得に回ることができます。
シティパスとは? CityPASS
シティパス(CityPASS)とはアメリカやカナダの各都市の観光スポットにて利用することができる割引パスです。
シティパスが使える都市は
- アトランタ(Atlanta)
- ボストン(Boston)
- シカゴ(Chicago)
- ダラス(Dallas)
- デンバー(Denver)
- ヒューストン(Houston)
- ニューヨークシティ(New York City)
- オーランド(Orland)
- フィラデルフィア(Philadelphia)
- サンフランシスコ(San Francisco)
- シアトル(Seattle)
- サウザン・カリフォルニア(Southern California)
- タンパベイ(Tampa Bay)
- トロント(Toronto)
の14都市です。
都市ごとによってシティパスの値段が異なります。
各都市のシティパスは以下のページにて購入することができます。
英語が苦手な場合は日本語のサイトで購入可能
公式ホームページは日本語に変換することができないので
英語が苦手な場合は【KKday】というサイトにて
日本語で確認しながら購入することができます。
さらに公式サイトよりも安いのでおすすめです。
ニューヨークシティパスとは? New York CityPASS
ニューヨークシティパス(New York CityPASS)とは
ニューヨークの主要観光スポットを6箇所をお得に回ることができる割引観光パスです。
6箇所それぞのチケットを個々に購入して回る場合と
ニューヨークシティパスを購入して回る場合とで比較すると
かかる費用が最大で約100ドルも違ってきます。
ニューヨークシティパスで回ることができる観光スポットは6箇所
ニューヨークシティパスにて回ることができる観光スポットは以下の6箇所です。
- エンパイア・ステイト・ビル(Empire State Building)
- アメリカ自然史博物館(American Museum of Natural History)
- メトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)
- トップオブザロック展望台かグッゲンハイム美術館(Top of the Rock Observation Deck orGuggenheim Museum)
- 自由の女神&エリス島かサークルライン観光クルーズ(Ferry Access to Statue of Liberty and Ellis Island orCircle Line Sightseeing Cruises)
- 9/11メモリアルかイントレピッド海上航空博物館(9/11 Memorial & Museum or intrepid Sea,Air & Space Museum)
4,5,6はどちらか一方を選択する方式です。
ホームページ上で選択するのではなく、先に訪れた方が自動で選択され残る一方は入場できなくなります。
このニューヨークシティパスを使うことによりニューヨークの主要観光スポットは制覇できてしまいます。
料金
ニューヨークシティパスの料金は
大人(18歳以上):132ドル
子供(6-17歳) :108ドル
です。
同伴の5歳以下のお子様は各施設を更にお得に利用することができる下記の料金が適用されます。
エンパイア・ステイト・ビル | 5歳以下:無料 |
アメリカ自然史博物館 | 2~5歳:16.50ドル 1歳以下:無料 |
メトロポリタン美術館 | 5歳以下:無料 |
トップオブザロック展望台 | 5歳以下:無料 |
グッゲンハイム美術館 | 5歳以下:無料 |
自由の女神&エリス島 | 4~5歳:9ドル 3歳以下:無料 |
サークルライン観光クルーズ | 3~5歳:31ドル 2歳以下:無料 |
9/11メモリアルミュージアム | 5歳以下:無料 |
イントレピッド海上航空博物館 | 3~5歳:24ドル 2歳以下:無料 |
有効期限は購入後1年間
ニューヨークシティパスの有効期限は購入後1年間(未使用の場合)か最初の使用から9日間です。
ニューヨークシティパスで行くことができる観光スポットを全て回るのには
最低でも3日間はかかるので旅行の日程に余裕があるのであれば本当にオススメのパスです。
チケット売り場に並ばなくても済む
ニューヨークシティパスがあると場所によってはチケット売り場に並ぶ必要がなくなります。
ニューヨークシティパスを使うとどのくらいお得に回れる?
これまで「通用料金よりもお得に回れる」「最大約100ドルもお得」と言ってきましたが
実際にどのくらいお得なのかを各施設の入場料金と共に見ていきたいと思います。
ニューヨークシティパスで回ることができる各施設の入場料
施設名/入場料 | 大人(18歳以上) | 子供(6~17歳) |
エンパイア・ステイト・ビル | 54.87ドル〜60.97ドル (訪れる日によって変動) | 54.87ドル〜60.97ドル (訪れる日によって変動) |
アメリカ自然史博物館 | 28.00ドル | 13~17歳:22.50ドル 2~12歳:16.50ドル |
メトロポリタン美術館 | 32.00ドル | 19ドル |
トップオブザロック展望台 | 41.37ドル | 41.37ドル |
グッゲンハイム美術館 | 25.00ドル | 18.00ドル |
自由の女神&エリス島 | 18.50ドル | 18.50ドル (4~12歳:9.00ドル) |
サークルライン観光クルーズ | 37.00ドル | 37.00ドル (3~12歳:31ドル) |
9/11メモリアル | 28.00ドル | 22.00ドル (13~17歳:22.00ドル) (7~12歳:17.00ドル) |
イントレピッド海上航空博物館 | 33.00ドル | 33.00ドル (5~12歳:24.00ドル) |
ご覧の通り、ニューヨークの主要観光スポット1つ1つの入場料金は高いので
各施設を個々に回るとかなり出費がかさみます。
前述したように中には選択式のものもあるので、今回はそれぞれ高い方を選択した場合と比較したいと思います。
大人料金の場合
- 通常の料金:226.24ドル
- シティパスの料金:132.00ドル
226.24-132.00=94.24ドルもお得!!
子供料金の場合
- 通常料金:207.74ドル
- シティパス:108ドル
207.74-108=99.74ドルもお得!!
ニューヨークシティパスの購入方法については以下の記事で紹介していますので、よろしければご参考ください^^
各施設でのニューヨークシティパスの使い方
シティパスは購入時に電子形式での受け取りか紙のブックレットでの受け取りかを選ぶことができます。
ほとんどの場合はシティパスを持ってQRコードを入り口でかざすパターンと、チケット売り場にてチケットと交換するパターンです。
各施設ごとに利用方法が異なりますので施設ごとに紹介していきます。
エンパイア・ステイト・ビル ~Empire State Building~
エンパイアステイトビルはおそらくニューヨークで一番人気の観光地です。
毎年およそ400万人もの観光客が訪れます。
シティパスを使うと2回入場できる
ニューヨークシティパスでは同日であればエンパイアステイトビルに昼と夜の2回入場し、それぞれの眺望を見ることができます。
また、ニューヨークシティパスを持っていればチケット売り場に寄らずに入り口に行くことができます。
地上86Fから見るマンハッタンの景色は圧巻です。
朝は8時から開いており、9時ごろには長蛇の列ができるので朝1番に行くことをオススメします。
夜景もとても綺麗で、マンハッタンに立つ様々なビルを上から見下ろすことができます。
夜は2時まで開いています。
・同日であれば昼と夜の2回入場することができる。
(夜の入場時間は5~8月:PM10:00~,9~4月:PM08:00~)
アメリカ自然史博物館 ~American Museum of Natural History~
アメリカ自然史博物館はとても大きな博物館で全て見て回るには1日はかかります。
映画「ナイトミュージアム」の舞台としても知られており
世界有数の巨大な恐竜の化石をはじめ様々な展示物を見ることができます。
チケット売り場で入場チケットと交換する
ニューヨークシティパスを使うと常設展であるミュージアム&ローズセンターへの
入場やスペースショー、3Dフィルムを見ることができるなど特典も豊富です。
アメリカ自然史博物館はシティパスを入場チケットと交換しなければならないので
チケット売り場に行かなければなりません。
・博物館への入場だけでなく常設展やスペースショー、3Dフィルムも見ることができる。
メトロポリタン美術館 ~The Metropolitan Museum of Art~
メトロポリタン美術館は世界三大美術館の1つです。
ゴッホやフィメールなど有名な画家の作品や美術品、骨董品がかず多く展示されており
1日かけないと全て見ることができません。
ニューヨークシティパスでは3日間連続であればメトロポリタン美術館の他にクロイスターズ美術館、メットブロイヤーにも入場できます。
それだけではなく美術館のオーディガイド(通常7ドル)も無料で利用することができます。
メトロポリタンでのチケットの入手方法は機械にQRコードをかざしてチケットを受け取ります。
ほとんど並んでおらずにスムーズに交換することができました。
・メトロポリタンを含め3つの美術館に入場することができる。(初回の仕様より3日以内)
・オーディガイド(通常7ドル)が付属
トップオブザロック展望台 ~Top of the Rock Observation Deck~
トップオブザロックはロックフェラーセンターの屋上にある展望台で
エンパイア・ステイト・ビルと並び人気の展望台です。
67Fと69F、70Fの計3フロアから景色を見ることができ、67Fは屋内から眺めることができます。
チケット購入後に時間指定ができる
ニューヨークシティパスではチケット購入後に公式サイトにて日時指定が可能。
もちろん現地にてチケットを購入し、その際に登る時間指定をすることもできますが
とても混雑するためオススメなのはWeb予約です。
予約後は予約のE-Mailか発見した展望台へのチケットを持参し
予約日時にロックフェラーセンターのトップオブザロック展望台入り口へ行くと入場することができます。
・67F,69F,70Fの3つのフロアからの眺望を味わうことができる
グッゲンハイム美術館 ~Guggenheim Museum~
グッゲンハイム美術館は有名な建築家であるフランク・ロイド・ライトによって建設された美術館です。
とても綺麗な美術館で、この建物の外観だけでも見る価値がある場所で
内部は螺旋階段状になっており、そこを下りながらアートを鑑賞することができます。
窓口にてシティパスを提示する
ニューヨークシティパス専用の窓口があるのでそこでパスを提示してチケットと交換します。
・ニューヨークシティパス専用の窓口へ行き、そこでチケットと交換する。
自由の女神&エリス島 ~Ferry Access to Statue of Liberty & Ellis Island~
自由の女神はニューヨーク観光の定番中の定番とも言える超人気観光地です。
世界中から観光客が押しよるのでチケット売り場やフェリー乗り場はいつも行列ができています。
専用窓口にてチケットと交換する
ニューヨークシティパスを利用すると自由の女神があるリバティー島とその横にあるエリス島行きのフェリーに乗ることができます。
バッテリーパーク内にある専用窓口(2~5番窓口)にてチケットと交換することができます。
・専用窓口でチケットと交換
・台座や王冠には登ることはできない
サークルライン観光クルーズ ~Circle Line Sightseeing Cruise~
サークルライン観光クルーズは自由の女神やブルックリンブリッジなどのニューヨークの景色を楽しむことができるクルーズです。
ニューヨークシティパスでは以下の3種類のうち1つに参加することができます。
- ランドマーククルーズ (Landmark Cruise)
- ハーバーライトクルーズ (Harbor Lights Cruise)
- リバティークルーズ (Liberty Cruise)
前述した自由の女神行きのフェリーよりも簡単に乗ることができるので時間を節約したい方にはオススメです。
・自由の女神行きのフェリーに比べ簡単に乗ることができる
9/11メモリアル ~9/11 Memorial Museum~
9/11メモリアルは2001年の9月11日に発生したアメリカ同時多発テロを後世に伝えるために
事件が起きたワールドトレードセンターの跡地に建てられました。
チケット売り場に並ぶことなく入場できる
ニューヨークシティパスを持っているとチケット売り場に並ぶことなく入場することができます。
・所要時間は2~3時間
イントレピッド海上航空宇宙博物館 ~Intrepid Sea,Air & Space Museum~
イントレピッド海上航空宇宙博物館は乗り物好き、科学好き、歴史好きな方にオススメの観光スポットです。
マンハッタンの西にあるハドソン川の桟橋に、かつれアメリカ軍で使われていた航空母艦が停泊しておりそこが博物館となっています。
世界最速の戦闘機”ブラックバード”や超音速旅客機コンコルドなどが展示されています。
・大人も子供も楽しめる公式サイト:https://intrepidmuseum.org/
ニューヨークシティパスの使い方をマスターしてお得に観光しよう
今回紹介したニューヨークシティパスはニューヨーク観光をより良いものにしてくれる割引観光パスです。
全て回った場合に約100ドル節約することができるので仮に全て回れなくても十分節約になります。
焦って6箇所全て回る必要もないので気軽に回ることをオススメします。